2026/11/05 19:10
年号別チャート“Billboard JAPAN Showa Books”の2026年11月5日公開チャート(集計期間:10月26日~11月1日)で、綾辻行人『十角館の殺人』が12週連続で首位を獲得した。
本作は総合ポイントが前週比107%に増加し、12週連続の首位をキープした。内訳ではSNSのポイントが357.6と全体の約6割を占め、サブスクリプション(図書館)、店舗が続いた。
続く2位には、中川李枝子/大村百合子『ぐりとぐら』が前週の圏外から返り咲き。また、4位には佐野洋子『100万回生きたねこ』も前週の圏外から返り咲いており、2作ともポイントはすべてサブスクリプションによるもので、図書館での貸し出し人気の高さがうかがえる。3位は前週4位から1ランクアップした村上龍『限りなく透明に近いブルー』で、総合ポイントは前週比99%とほぼ横ばいを維持し、店舗とSNSのポイントを積み上げた。
5位の東野圭吾『卒業』は前週15位から10ランクアップ。総合ポイントは前週比286%に急伸し、前週はゼロだったサブスクリプションのポイントが新たに加算された。その他、8位にはケン・グリムウッド/杉山高之『リプレイ』が前週の圏外から返り咲いた。本作は、43歳で亡くなった主人公が記憶を保ったまま18歳に戻り、人生をやり直す物語で、世界幻想文学大賞を受賞した海外SFの名作だ。9位の宇野千代『生きて行く私』は前週22位から13ランクアップ。総合ポイントは前週比374%に増加し、ポイントはすべて店舗での売上によるものだった。9月28日からはNHK連続テレビ小説『ブラッサム』の放送が始まっており、同作は宇野千代をモデルにした物語となっている。一方、前週7位だったジェームズ・P.ホーガン/池央耿『星を継ぐもの』は30位に、前週8位だった外山滋比古『思考の整理学』は33位に、それぞれ大きく後退し、いずれも総合ポイントは前週比32%となった。
◎Billboard JAPAN Showa Books トップ10
1位『十角館の殺人』綾辻行人
2位『ぐりとぐら』中川李枝子/大村百合子
3位『限りなく透明に近いブルー』村上龍
4位『100万回生きたねこ』佐野洋子
5位『卒業』東野圭吾
6位『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス/小尾芙佐
7位『夜と霧』ヴィクトール・エミール・フランクル/池田香代子
8位『リプレイ』ケン・グリムウッド/杉山高之
9位『生きて行く私』宇野千代
10位『モモ』ミヒャエル・エンデ/大島かおり
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